本革のシステム手帳だと1万円以上の価格は当たり前ですが、トラベラーズノートは本革なのに約4千円強とかなりお買い得。
しかし、トラベラーズノートはリフィルが高いのが難点。
無罫ノートのリフィルが1冊64ページで324円だから、1ページあたり約5円もします。
本体が安いトラベラーズノートだからこそ、販売元はリフィル代で儲けを出しているのですね。
ただ、このまま純正リフィルを使ってると運用コストが馬鹿にならないので、リフィルを自作することにしました。
リフィルを自作するのに必要なもの
リフィルの自作に必要なものは、次のとおり。
- 好きな用紙(コピー用紙でOK)
- 表紙用の紙(クラフト用紙など、厚めの紙がオススメ)
- カッターとカッターマット
- ものさし
- ホッチくる(中綴じ用ホッチキス)
amazonで全部買っても2,000円以下でした。
ホッチくるとは、縦向きに綴じることができるホッチキスです。通常のホッチキスだとリフィルを製本できないため、このホッチくるを使用します。
ステップ① 印刷
好きなレイアウトを用意し、用紙に印刷します。
無罫リフィルを作る場合は印刷する必要がないので、ステップ②に進みましょう。
僕は月単位でスケジュールを管理したかったので、月間カレンダーを作成しました。
PDFデータを公開しますので、ご自由にお使いください。
ステップ② 綴じる
ステップ①で印刷した用紙に表紙を重ね、全体を半分に折って折り目を付けます。
なお、半分に折っても端はきれいに揃いませんが、あとで切り揃えるので無視して大丈夫です。
続いて、折り目に沿ってホッチくるで中綴じをします。
用紙がばらけないように、ダブルクリップで留めておくと作業がしやすいです。
失敗例その1 内側から綴じてしまう
内側から綴じると、表紙側(外側)にホッチキスの針が飛び出るため、トラベラーズノート本体が傷つく可能性があります。
ホッチキスは表紙側から綴じましょう。
失敗例その2 綴じ位置がずれてしまう
ホッチくるを使い慣れていない場合、狙った場所よりもずれて綴じてしまうことがあります。
事前に要らない用紙で綴じる練習をしておきましょう…というか僕もしておけばよかった。
ステップ③ 切る
最後に綴じた冊子をトラベラーズノートのサイズに切り整えます。
ステップ②で綴じた冊子は、現在A5(縦21cm×横14.8cm)の大きさ。
これをA5スリム(縦21cm×横11cm)になるようにカッターで裁断します。
綴じた側から、ちょうど11cmのところで裁断しましょう。
プラスチック製のものさしだと、ものさし自体がカッターで削れてしまいます。必ず金属製のものさしを使用しましょう。
完成!
以上で作業は終わり。
無罫ノートの場合、ホッチくるで綴じて切るだけでいいので、慣れれば5分かからずに作成することも可能です。
リフィルを自分で作ると、コストも1冊あたり50円程度に抑えられるほか、純正リフィルと比べても遜色ないクオリティで仕上げることができます。
お好みの用紙やレイアウトのリフィルを作成できるのもメリット。
トラベラーズノートを100%活用するために、ぜひリフィルは自作しましょう。
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