TaoTronicsの人気モデルにホワイトモデルが誕生。
ガジェットは白派のみなさん、2019年6月に発売されたSound Liberty 53にホワイトの新色が仲間入りしました。
Sound Liberty 53は、そのAppleのAirPodsを黒くしたようなデザインから「黒うどん」として一部界隈で人気の高い製品。
各種ガジェット評論誌にも度々取り上げられている実力派のイヤホンです。
今回TaoTronicsから発売されたホワイトモデルは、充電ケースの色からイヤーピースの色まで全てがホワイトに統一されており、見た目がさらにAirPodsに近づきました。
Sound Liberty 53ってどんなイヤホン?
Sound Liberty 53はアメリカのTaoTronicsから販売されているイヤホンで、5000円以下で買えるのに価格以上の高音質と評されているTWS(完全ワイヤレスイヤホン)です。
「AirPodsみたいなイヤホンが欲しいけど、イヤホンに1万円以上払いたく無い…でも高音質なイヤホンが良い!」というユーザーの欲望を満たしてくれる製品です。
ちなみに先日Sound Liberty 77 をレビューしたところですが、Sound Liberty 53は77の前に発売された製品。
ワークアウトに最適。音切れしないIPX7防水イヤホン「Sound Liberty 77」1週間使用レビュー本製品は、もともとは2019年の4月にTT-BH053として発売されており、同年6月に防水機能や低音等強化したSound Liberty 53としてリニューアルされました。
今回のホワイトモデルは、そんなSound Liberty 53の好調な売れ行きを踏まえて出された別カラーモデルという位置付けです。
スペック
Sound Liberty 53はIPX7防水対応で、6mmのダイナミックドライバーに振動板はPETフィルムを採用。
イヤホン単体で最大6時間の再生可能で、650mAhのケースを使えば最大40時間の再生が可能です。
ちなみにホワイトモデルとブラックモデルにスペックの違いはありません。
イヤホンは片方の重さが約5gとめちゃ軽い。5円玉とほぼ同じくらいの重さです。
Bluetooth通信を処理するチップはRealtek社製のチップセット「8763BFR」を使用しており、同価格帯だとたしかSoundPEATSのTrue Free+と同じチップになります。
ケースから取り出すだけで一度ペアリングしたスマホと自動接続してくれるほか、クリアな会話音声を届けるCVCノイズキャンセリング機能も搭載してるのもうれしいポイント。
Sound Liberty 53 のデザイン
Sound Liberty 53は、AppleのAirpodsと比べるとやや角ばったシャープな印象のデザイン。
イヤホンから伸びる長い突起部分(いわゆるうどん部分)の先端にBluetoothの通信アンテナが配置されており、従来のイヤホンよりも高い通信安定性を確保。
うどん部分は一見目立ちますが、実際に付けてみるとつけ心地は普通のイヤホンとほぼ同じ。
むしろ、イヤホンの耳ポジを調整するときにうどんをつまんで動かせるのでラクで良いなー。
タッチパネル式のイヤホンって、下手に触ると誤タッチで勝手にSiriが起動したりするので、つまめる場所があるのは意外と助かります。
イヤーピースは4種類が付属。
Sound Liberty 77などの他機種は3種類だけなので、選択肢が増えるのはうれしいですね!
L、M、Sサイズに加えて、女性や耳の小さい方にもやさしいXSサイズも付いてきます。
音にこだわりたい方は、他社のイヤーピースに交換することもできますがサイズの大きなものを付けるとイヤホンが充電ケースに収まらなくなるので注意しましょう。
ちなみにイヤホン背面のTaoTronicsマーク周辺がタッチパネルになっており、音量の上げ下げや曲送り、再生停止などはここで操作できます。
物理ボタンではないので操作時のクリック音や圧迫感がなく、ストレスを感じません。
タッチのレスポンスも早いので安心して使える精度。いやー、良い仕事してますねぇ!
音質
Sound Liberty 53は、TaoTronicsのワイヤレスイヤホンの中でも低音が強めで力強い音質のイヤホンに思えます。
Sound Liberty 77と比べるとやや抜け感が足りなく音場が狭く感じますが、中高音域がシャリシャリと心地よく鳴ってくれます。
値段的にもSound Liberty 77の方がテクノミュージックやEDMなんかに合う高精細な音って感じかな?
対してSound Liberty 53は荒削りながらも迫力のあるサウンドって感じ。ゲームや映画用にはSound Liberty 53の方が好きだなあ。
特にイヤーピースが優秀で、柔らかな球部分が耳を隙間なくフィットすることにより遮音性が高く低音域の音圧も損なわれません。
柔らかめなイヤーピースは、ひとまわり大きめのサイズを装着するとみっちり耳にフィットしてくれていい感じ。
装着感もよく、長く聴いていても疲れないデイリーユーズにぴったりなイヤホンです。
まとめ
ホワイトモデルのマットな塗装仕上げは、いわゆる「安っぽいプラスチック感」を感じさせない上品な仕上がり。
ケース自体もかなりコンパクトなので、鞄の小物ポケットに入れられるのも良ポイント。
スマホとまとめて1つのポケットに入れても気にならないサイズでストレスフリーに持ち運べます。
ホワイトモデルのデザイン性はもとより、価格に対して音質がずば抜けて良い(特に中高音域!)のはさすがのTaoTronicsといったところ。
「オシャレなイヤホンが欲しいけど、高音質&防水機能は譲れない。あと値段も安くてコスパの良いイヤホンじゃないと嫌だ」という欲張りな方にぴったり。
かなり良コスパなイヤホン。この機会に一ついかがでしょうか。
▼上位機種のSound Liberty 77もレビューしてます▼
ワークアウトに最適。音切れしないIPX7防水イヤホン「Sound Liberty 77」1週間使用レビュー