「旅人のノート」と名づけられたトラベラーズノートは、数冊のリフィルを一枚の牛革製のカバーで挟んだだけの、とってもシンプルな手帳。
月間カレンダーや、方眼紙など様々なリフィルが販売されており、自由に組み合わせることで自分だけの分冊式手帳が作れます。
「分冊式手帳」ってなに?って人はこちらの記事をどうぞ!
手帳には「3つの種類」があることをズボラなあなたは知らないトラベラーズノートは、値段もお手頃で約4千円ほど。
本革仕様なので、オシャレだけじゃなくてコスパもとても良い。
今回は、このトラベラーズノートを購入し、実際に2週間使ってみたので、使い心地やサイズ感などについて、写真たっぷりでレビューしたいと思います!
トラベラーズノートとは
使い込むほどに味と風合いが高まる革素材のカバーと、書きやすさに徹したシンプルなノート。手にとって旅に出たくなる、そんなノートを目指しました。
引用「トラベラーズカンパニー」より
トラベラーズノートは、一枚の四角い革にゴムを通しただけのとてもシンプルなつくりをしています。
冒頭で述べたとおり「旅人のノート」と名された本製品ですが、販売元の株式会社デザインフィル代表取締役社長の会田一郎氏いわく「トラベラーズノートとは、旅に出るときに持つノートではなく、毎日を旅するように過ごすためのノート」とのこと。
「旅先での小さな発見や想い出を綴るように、日常をしたためる」のがコンセプトの商品です。
製品はA4用紙の長辺を三つ折りした位のサイズで、持ち運ぶのにちょうどいい大きさ。重さも、約17グラムでとっても軽量。
日常をしたためるための手帳とは言いつつも、「本当に旅に使えるんじゃないの?」と思えちゃう仕様になっています。
最小限の機能性を残し、他の無駄を可能な限りそぎ落としたトラベラーズノートは、カスタマイズ性が高いのも特徴。
お気に入りのチャームやステッカーで彩ったり、中に挟むリフィルを自作するのもトラベラーズノートの楽しみ方です。
また、トラベラーズノートはとてもシンプルなつくりなので、好きすぎて自分で一から作っちゃう人もおられるようです。
参考 トラベラーズノート本体を自作。作り方メモチャーミング愛知!
サイズ
今回購入したのは、定番のレギュラーサイズ。レギュラーサイズはちょっと大きいっていう人のために、ポケットにも入るパスポートサイズも販売しています。
レギュラーサイズは、高さ22cm、幅12cm、厚さ1cmと細長い形状をしています。
なお、レギュラーサイズの詳しい寸法は次図のとおり。
A4をべ-スにデザインされた本製品は、とってもシンプルな設計。携帯性と書きやすさをうまく両立させた、絶妙なサイズ感です。
革質
カバー部分には約2mm弱の厚めの牛革が使用されており、革の風合いを生かすためナチュラルな染色仕上げをしているとのこと。
表面はさらさらと滑りが良く、マットな仕上げです。
表面加工も最小限にしているため、最初はキズが付きやすいですが、長く使うほどに艶う光沢が出てきます。
革の裏面(トコ)は磨かれておらず、牛革そのままの風合いを感じます。
革の断面(コバ)は、革と同色のコート剤で丁寧に塗り固められています。
使い心地
2週間ほど仕事とプライベートで使ってみましたが、一番気に入ったのがサイズ感。
綴じ手帳の様に薄くコンパクトなのに、広々と書くことができるためたっぷりと書くことができます。硬めの革が使われているため、下敷きなしでも立ったまま書くこともできました。
また、しおり紐が最初から付いているのも便利で嬉しいです。
残念なポイントは、レギュラーサイズだと洋服やスーツのポケットに入らないこと。
普段鞄を持ち歩かないという人は、一回り小さいパスポートサイズをオススメします。
ビジネスでも使える?
ずばり、ビジネスでも使えます。(ちょっと派手だけど…)
シンプルでカジュアル過ぎないデザインは、年齢を問わずフォーマルシーンでも問題なく使えます。
でもどうしてもカジュアル過ぎかな…って思っちゃう人は、こちらの記事でビジネス仕様にするためのカスタマイズ方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
【ビジネス向けカスタマイズ】3分でトラベラーズノートに高級感を出す方法また、中のリフィルも簡単に入れ替えられるため、平日は仕事用のリフィル、休日はプライベート用のリフィルに入れ替えて使い分けることもできます。
ただし、ナチュラルに仕上げられた革は傷つきやすいため、ビジネスで使う場合はこまめにお手入れをするのがオススメ。
トラベラーズノートは楽しめる手帳
たった一枚の牛革から作られるトラベラーズノートは、発売後10年以上経った今でも世界中で愛されるミニマルな手帳。
今回実際に2週間使ってみて感じたのは、トラベラーズノートはカスタマイズを前提とした手帳だということ。
開封したばかりだと、必要最小限の出来映えになんだか物足りなさを感じますが、シンプルなトラベラーズノートだからこそ、自由にカスタマイズができる喜びがあります。
トラベラーズノートの姉妹ブランドについてはこちらの記事をどうぞ!
【トリビア】意外と知られてないトラベラーズノートの姉妹ブランド
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