5000円台でこの高音質。
今回は、MPOW社から提供いただいた新製品「M5」をご紹介します。
本製品はMPOWのベストセラー「T5」のマイナーリニューアル品とのこと。
早速レビューしたいと思います。
基本スペック

M5の同梱品
イヤホン本体はIPX7防水対応で、コーデックはiPhoneのAACとAndroidのapt-Xの両方に対応しています。
再生時間はイヤホン本体だけで6時間。
ケースも併用でさらに36時間再生可能。
エントリーモデルのイヤホンによく使用されるクアルコム社のチップQCC3020を使用しており、省電力で長時間再生を実現しています。
M5の外観

ころん、としたレザーケース
ケースは丸っこく、握った感じは卵とほぼ同じサイズ感。
コンパクトで重量も軽いですが、充電容量は800mAhあるとのこと。

フェイクレザーは中々の品質
ケースにレザーを使用しているのは、エントリーモデルではあまり見かけない珍しいデザインです。
全体的にマットな黒を多用しており、派手さはないものの、素材感の違いでさりげなくデザイニングされています。
レザーはフェイクですが、質感はさらさらと肌触りが良く、本体の軽さと相まってどこか発泡スチロールのような触り心地。

充電残量LEDは珍しくオレンジ色。普通青が多いよね。
近くで見たら値段相応のチープさが目につきますが、控えめながらもレザーを使用したこだわりのあるデザインは、所有欲を満たしてくれます。
イヤホン本体のサイズ

大豆状のイヤホン
イヤホン本体は平たく、つまみやすい形状。ある程度サイズがあった方が「耳ポジ」を変える時に便利。
形は楕円形で、角度を変えることで自分にあったベストなホールド感が得られます。
色はケース同様マットなブラックがメインで、白いうどん型イヤホンと比べると目立ちめせん。
操作は物理ボタンで、クリック感は強め。操作のたびにビープ音が鳴るため分かりやすいですが、ちょっと音楽の邪魔になるかも。

イヤピはかなり良い。他のメーカーもこれにして欲しい。
ちなみにイヤーピースは弾性の違う2種類の素材(シリコン)を使用しており、遮音性がとても良い。
薄くて柔らかい黒シリコンを外側に、硬いグレーのシリコンをドライバー軸側に使用しており、しっかりとしたフィット感を感じながら、長時間使用でも耳が痛くなりにくい絶妙なフィーリング。
M5の音質

音質は良い。某1万2千円のイヤホンより良かった。
音質が同価格帯と比べて抜群に良く、正直1万円越えのイヤホンに匹敵する音質ではないでしょうか。
低音が少し強調され、ややこもりがちに聴こえますが、ボーカルにしっかりフォーカスされており、透き通った解像度の高い音。
マスクがかったような「壁を一枚挟んだような」音のぼやけがありません。
そのため、ボリューミーな低音とボーカルの両方を楽しませてくれます。

ケースのスペースも広いため、結構大きめなイヤピにも交換可能
音作りとしては音圧が強めで、ややもったりと重たいがパワフルでボリューミーな印象。臨場感があり、イヤーピースの遮音性と相まって曲への没入感が高いです。
高音も控えめながら手は抜かれておらず、細かな音まで再現されています。

イヤホン背面がちょっぴりキラキラしてギャラクシー感がある
ドラムも迫力があり、歯切れも良い。心地よく響く音で音にメリハリを生んでくれます。
音質は全体的に解像度が高いが、良くも悪くも低音の力強さに包まれているイヤホンです。
まとめ

充電はmicroUSB(ケース背面)
Amazonでは800円オフクーポンなども配布されており、5000円強で購入できたらかなりお買い得。
てか最近のTWS(完全ワイヤレスイヤホン)は5000円前後でえげつない音質の製品が増えてきましたね!
一昔前は有線イヤホン一択でしたが、TWSの利便性とコスパは捨てがたいです。
本製品も、IPX7防水でドンシャリ系が好きな方はエントリーモデルとして最適な機種。
はじめてのTWSにおひとついかがでしょうか。
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